突発性難聴の原因は明確にされていません。
ただ、これではないかと考えられているのが循環障害説やウィルス感染説で、どちらも蝸牛や三半規管等の耳の器官に炎症や浮腫みが起こる事で聴細胞を障害し、難聴やその他随伴症状を起こすのではないかと言われています。
当院の治療では、耳の器官へ光による直接のアプローチと、循環を阻害しているだろう首肩そして全身の凝りをとる治療を行います。
と同時に、患者さんへ日常で軽く運動をしていただく様お願いをします。
全身の循環を良くして代謝を上げ、浮腫みの改善や細胞の再生を後押しする狙いでもありますし、また、単純に首肩の凝りがほぐれやすくなります。
あと、ストレスがあると首肩はすぐ固くなるので(これはこれで体を守ろうとする反応なのですが)、なるべくストレスを受けないよう、またはすぐ発散できるよう好きな事を探して下さいともお話をします。
ウォーキングなどがお勧めですが、この梅雨時期は難しいので、おうちでのストレッチやヨガ、好きな音楽をかけながらめちゃくちゃに踊ってみるのも楽しいです。
ここでも1つストレッチを。
首を右か左に傾けてみて下さい。
筋が張る感覚があればそれを痛くない程度にしっかり伸ばして30秒キープ!
これだけで少し肩が楽になるかと思います^^
体は自分が思っているより各所かなり固くなっています。
開脚が180度出来たのよ~という自慢は過ぎ去りし過去。。。(私の事です( ;∀;))
その固さ、凝りは難聴だけではなく、様々な症状発生の要因となります。
特に耳の症状は時間との勝負。
治療と自宅でのケア、両方を併せて全力で回復に向かって頂きたいと思います。